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第10章  各級地方官、人民の福祉に備える
 ここにあまつみこのみこと うつしきあをひとくさのとしの
まがこと つきのまがこと ひのまがこと やらイはらイなさ
に とウて さらにとウて こりづてたまイき
 おおくににおみのかみたちのすげとしのいそまりゆど
を くらおきてたけるとなし とつよどほせきに おみ
のかみのますらとしのひとをふたりそエて くにのものどを
つどイてほせきかみとなし あなかくにには すげとしのおお
みたからのやそぢおきなをくらおきてくずとなし ちイさ
くににハ すげとしのおおみたからのななそぢおきなをくらおき
てさとじとなし むれごとにすげとしのおおみたからのむ
そぢおきなをくらおきてとじとなし はえむれにすげとし
のおおみたからのいそぢおきなをくらおきて すくりとなす
 かれ はせたきのとしへりヤハそれのかずにいらず
 かれ めでにいつけ またつきのはのとウつみおやの
かむわざに ひろくあつくつかゑまつりて ヤごとのさきわ
ゐをのみて それのひつまつるきよみかどしろのこの
は さのはを つきのはのかむわざのひのあすのひ
に ゆたてたこらして そのみごとにゆあみせハ
ながきならに ととなゑたまイき かれ うつしきあを
ひとくさ みなよろこびてうたイえらき くにつつみをうちてたぬし
よなす