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第20章  稲氷は九州地方に出向
 またならべるにななそぢひとよのおとみのみヤみこ あま
つくまぬたけのみこと またのみなハいなゐのみこと ふとたま
ななをたにのみこと したはるかにづみのみこと かぬやまゆウとじの
みこと くにかかすやとりをのみこと つみはくまぬしのみこと はやまたま
とりひこのみこと うましわかやまさくのみこと はやたまやまたのみこ
と むほぎかずのをのみこと ふつくしかけのみこと あきぐイさをきの
みこと くなどたねむらのみこと かヤねあまたきのみこと たかをか
みたけちのみこと いかつちこしたなびこのみこと これのかみたちの
めさしふねをかとりて くろさをひこのかみ むかつきま
つりて しらひのおかたのみとにはたしたまエば
 くにのはせたきのかみ さわらつひこのみこと さわらつひめ
のみこと かりみヤをたてていつきまつる かれ くしひの
くにたける いくたまとりもりのみこと とよひのくにたける おおいかつちたね
みみのみこと たけひのくにたける むらくもふたもちのみこと はやひのくに
たける すがのたぎたのみこと これのよはしらのかみハみヤどこに
はにぶりいそはく また しらひのくにたける いくつたかねわけ
のみこと さてよりのしまたける つるぎかなしりのみこと ひとつはしらの
しまたける みとしあしたきのみこと またくず さとじ とじ
 すくりをめさして しかしか々にこりづてまして 
みみづからもしたがイましき