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第3章  加羅支那の使者来り、救援を乞う
 ここにあまつみこのみことのしらすいそぢいつとせとウ
に からしなのわにすゆウてきのおむどはくり
き ことしのけさりのはじめのひに しらひのわにど
にふなはたしき かれ しらひたける いくたまはかみむしの
みこと むきたたしたまイき ここにはくりきまを
す やつがくにのわにす くぬちにさがなし かれ くにの
うつど みなくるしむ ききづてハいにしとしなみに
たなつみのみたねたまイしからに いとくぬちおたびき
 かかるにいまのわにす そをおごりてねくじなすか
らに しらしなをたすけたまイて おたびよなし
たまエ と のみまをす かれ しらひたけるむかつき
てたかちほのおおみヤまウづる かれ たかつかみ いでむ
きたまイき ここにからしなのおむどはくり
き おおみヤのはしがきにうづくみてしかしか々まをす いまにいくさど
をむけにヤ しばしありてえけにヤ とウ しば
しハあき やつくにかエりて それのときにおむどま
をす とウてかゑりき