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第4章  救援の軍議をなし、使者の帰還を待つ
 これときにあまつみこのみこと おみのかみたちをつどエ
たまイき なかとみかにすみのみこと いみべななとのみこと ふと
たまたづがねのみこと ふとたまくずはらのみこと こヤねおおちのみこ
と なかとみうつよのみこと もイかねはらたまのみこと そこねたくみおしの
みこと しながくづみのみこと しながあめのいざむらのみこと かか
すたけみみのみこと かかすヤちかとりのみこと かぬやまななをのみこと かぬ
やまひこつかのみこと みづはひしとりのみこと はにやすあかたけのみこ
と はにやすにをづひこのみこと かかよぎどのみこと かかとつかの
みこと おおヤかなしろのみこと つみはたかたねひこのみこと なをびかむ
とみのみこと ことしろながひこのみこと つみはさくらたけのみこと ひわけ
たてかみのみこと なるみうちこしのみこと これのかみたち おお
みヤにまイこしたまイてかむはかりにつかゑまして 
いにしよのかみたちのこりづてをもて かづて
まさにとさためたまイ いくさしどをはげしくませるかみ
のみなハ みほこはやそねのみこと おおつちやまひこのみことを
 からしなをすくわしのおおきみとなし ひろほこわかくま
のみこと きちかみさみひこのみことをいかぞのうしとさだ
めたまイ そがべはやそらのみこと むらくもたけたひこのみこ
と かたちさどなうしのみこと あかるたまきよひこのみこと つきほこ
よねくらのみこと おきさかるしつやまべのみこと つるぎならてのみこと す
せりいわたけのみこと やましろさみわけのみこと これのかみた
ちのひとりひと々り々にいくさものどちたりをそゑてことよさし
たまイき かくいくさどをさためたまイて からし
なのおむどのきたるをまたせたまイき