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第7章  ニギハヤビ神の故事
 ここにあまつみこのみこと そのたかつかみおきな なかとみ
みちしばのみことに そのほあけのみこととウかみのみなりわざ
を つばらかにとわせたまゑば みこたエまをしけ
らく そのほあけのみこととまをしまつるハ あめのおし
ほみみのみことのみこ あまてるくにてるひこほあけくしたまにぎはやひ
のみこと あめにましてハ みこつつみおやのかみとまをす
 これのかみ すめみまのみことのあめのしたをしろしめさ
すいつきに とウて あめのいわたてふねにのらして 
うすきのかウちやまにあもりたまイて あまつかこり
のみづのまじりをかむづてたまイき かれおくつかか 
へつかか つるぎかか いきかか たりかか しなずかか ちも
りかか かもりかか むしひれ はちひれ へみひれ 
けものひれ ものひれ ひひ々 ふふ々 みみ々 よよ々
 いい々 むむ々 なな々 やや々 ここ々 とと々 も
も々 ちち々 よよ々 ふるべふるべ ゆらべゆら
べよろづのまがことあらば これのひめごともておせ
 と のりたまイき かれ ほあかりかしひのみことハ 
そのおおかみのみはつこなりとウ