春藤大友本 四巻 五十三頁 解読テキスト      画像へ

▼赤字は春藤による朱筆記入   ▼青字は黒筆記入(春藤)      ▼***は虫食い等(春藤)    ▼@AB…は筆者注位置    ▼宗像本リンク
[右]
@します おほみこゝろ あがうつくにゝ みかげうつしてかハ まめ****
こゝろになもあり かれ あまてらすおほみかみの いでましの たかま
のはらの みあらかの 六のあらかをゆみいでましきさまを しかゝゝと
のりたまイき かれ あまのこやねの命 あまのふとたまの命 あまのをも
イかねの命 あもりまして つきと ひと ときとを さだめましき そハ
すめみまの みあもりまししときに おほみかみの みいでまし 一のみあ
らかのはしめに なもありき かれ みまの命 これのときに あもりまし 一
のみあらかのなから にりまつりき かれ そをもて ひむカつびつきのつきた
ちの もとつびとさだめをかしてハ うづなきなりき かれ
[左]
あまてらすおほみかみ 一ひあらかのすえゆ いでましのみひびを むつび
つきのつきたちの はじめひとさだめ なからいでましびを つきまどか
びと はじめのひさだめ はじめに いでましひを つきもるひびと はし
めのひさだめ きさらめつきハ おほみかみ *****ましび を
つきのひびを はじめのひとさだめ おほみかみ みいらかのすえゆ いで
でましみのみひを いやよろしづきの つきたちのひびを はじめのひと
さだめ なからにいでましひつきまどかのひびを はじめのひとさだめ 
はじめに いでましの三ひを つきこもりのひびをはじめのひとさだめ 
うエつエづきハ おほみかみ よあらかのすえに いでまししかゝゝ な
 
【注】 @この部分は前頁に続き、宗像本十綴十三章「四季を定め、暦月を置き、三旬を分かつ」に対応。
月の名として、この頁では、むつびつ、きさらめつき、いやよろしづき、うエつづきを挙げ次頁に続く。
宗像本では、むゆつひつき、けさりくつき、いやよろしつき、うべかしつき、さかしなゑつき、
みつなつつき、ほふくみつき、はやれみつき、たなよなみつき、かむなめつき、としふるつき、としはつるつき。

 
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