唐使使臣来ル
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[右]
命に とものを八十たりを ひかせて こしのくにの
みつみ(を)まみに つかわしゝかば たけるの いイし
こと まことに うべなり*****ことまをす かれ
くにのくにゝゝ しまのしまゝゝに かくなせと の
りこち きよつかみたちを をむとな****き
@こゝに からしだのくにのわにきし せむきの をむ
ど はか(るウて) よひへ やまぬゑへて しらきくにきて さて
よりしまに わたりきて さてよりゆ たけひのおぢ |
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[左]
のとに きいりて たけひのたける あきつおほしほきど命 にまを
して みつぎまさむとまをす かれ たける しだくに
のをむど はかるウ を ともなイて たかちほの おほみ
やに まイでてしかゝゝまをす かれ
こやねまかとみの命 ことたまいみべの命 をもイ
かねあすかの命 三はしら」かみ おほみやとこ みいら
かに いでもたましき こゝに からしだのをむど はかるウ
あらかべのあすりに いでき かれ 三はしらのかみ を |
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【注】 |
@宗像本二十二綴十三章「加羅支那の使者来聘し、諸々の業を乞う」に対応する。
但し、両本の間には大きな相違があり、宗像本の「からしな」がここでは「からしだ」となっている。 |